歌詳細

佐保川の水を堰き上げて植ゑし田を〔尼作る〕刈る初飯は独りなるべし〔家持継ぐ〕

項目 内容
番号 8-1635
漢字本文(題詞) 尼、作頭句、并大伴宿祢家持、所誂尼續末句等和歌一首
漢字本文 佐保河之水乎塞上而殖之田乎〔尼作〕苅流早飯者独奈流倍思〔家持続〕
読み下し文(題詞) 尼の、頭句を作り、并せて大伴宿祢家持の、尼に誂へらえて末句等を継ぎて和へたる歌一首
読み下し文 佐保川の水を堰き上げて植ゑし田を〔尼作る〕刈る初飯は独りなるべし〔家持継ぐ〕
訓み さほがはのみづをせきあげてうゑしたを〔尼作〕かるわさいひはひとりなるべし〔家持続〕
現代語訳 佐保川の水を塞きとめて植えた田を(尼の作)刈って早々と食べるのは私一人のはずです。(家持がついだ)
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 秋相聞
季節
補足 尼/あま/尼
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】佐保川
【故地名読み】さほがわ
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市東方の春日山中より発し、北の山裾を迂回して、市街の北郊で吉城川をあわせ、佐保を西流し、法華寺の南で南流し、率川・能登川をあわせ、大和郡山を過ぎ、磯城郡川西町大字吐田で初瀬川に合して大和川を注ぐ川。
【地名】佐保川
【現在地名】奈良市春日山に発し若草山を北麓を回って佐保を西流し、法蓮寺の南で南流、大和郡山市を経て磯城郡川西町北吐田で初瀬川と合流、大和川に注ぐ