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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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雁は来れば萩は散りぬとさ雄鹿の鳴くなる声もうらぶれにけれ
項目
内容
番号
巻
10
-2144
漢字本文
鴈来芽子者散跡左小壯鹿之鳴成音毛裏觸丹来
読み下し文
雁は来れば萩は散りぬとさ雄鹿の鳴くなる声もうらぶれにけれ
訓み
かりくればはぎはちりぬとさをしかのなくなるこゑもうらぶれにけり
現代語訳
雁がやって来たので萩の季節は終ったとして、男鹿の鳴くらしい声も、わびしくうらぶれてしまったことだ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
秋雑歌
季節
秋
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明