歌詳細

三笠山野辺ゆ行く道こきだくも荒れにけるかも久にあらなくに

項目 内容
番号 2-234
漢字本文 三笠山野邊従遊久道己伎太久母荒尒計類鴨久尒有名國
読み下し文 三笠山野辺ゆ行く道こきだくも荒れにけるかも久にあらなくに
訓み みかさやまのへゆゆくみちこきだくもあれにけるかもひさにあらなくに
現代語訳 三笠山の野辺を通って行く道はたいそう荒れてしまったことだ。まだ時も長く経っていないのに。
歌人 笠朝臣金村歌集 / かさのあそみかなむらのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 挽歌
季節
補足 笠金村/かさのかなむら/笠金村【笠朝臣金村歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】三笠山
【故地名読み】みかさやま
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市東部、春日大社後方、春日山の主峰の前面西方にある御蓋山(283メートル)。
【地名】三笠山
【現在地名】奈良市街東方、春日大社後方の円錐形の山