歌詳細

志賀の海人の火気焼き立てて焼く塩の辛き恋をも我はするかも

項目 内容
番号 11-2742
漢字本文 壮鹿海部乃火氣焼立而燎塩乃辛恋毛吾為鴨
漢字本文(左注) 右一首、或云、石川君子朝臣作之
読み下し文 志賀の海人の火気焼き立てて焼く塩の辛き恋をも我はするかも
読み下し文(左注) 右の一首は、或るは云はく、石川君子朝臣作るといへり。
訓み しかのあまのけぶりやきたててやくしほのからきこひをもわれはするかも
現代語訳 志賀の海人が煙を立てて焼く塩のように、辛い恋をも私はすることよ。
現代語訳(左注) 右の一首は、あるいは石川君子朝臣の作だという。
歌人 石川朝臣吉美侯 / いしかはのあそみきみこ
歌人別名 石川少郎, 石川朝臣君子, 石川君子朝臣, 石川大夫, 石川少郎, 少郎子 / いしかはのおといらつこ
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 寄物陳思
季節 なし
補足 石川吉美侯/いしかはのきみこ/石川君子朝臣
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】志賀
【故地名読み】しか
【現在地名】福岡県福岡市東区
【故地説明】福岡市東区大字志加島。博多湾口東側の島、現在は陸続き。古来海人に名高い島。
【地名】志賀
【現在地名】滋賀県滋賀郡および大津市の北部