歌詳細

馬柵越しに麦食む駒の罵らゆれどなほし恋しく思ひかねつも

項目 内容
番号 巻12-3096
漢字本文 柜楉越尒麦咋駒乃雖詈猶恋久思不勝焉
読み下し文 馬柵越しに麦食む駒の罵らゆれどなほし恋しく思ひかねつも
訓み うませこしにむぎはむこまののらゆれどなほしこひしくおもひかねつも
現代語訳 馬柵から首をのべて麦を食べる駒が叱られる――妻の母からののしられるけれどやはり恋しく物思いに堪えられないよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 寄物陳思
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明