用語詳細

飛鳥岡本宮

項目 内容
用語ID 45
用語 飛鳥岡本宮
用語よみ あすかのおかもとのみや
用語種別 主な出来事
西暦 630
解説 古代の宮殿の一つ。630(舒明2)年に舒明天皇が遷宮、636(舒明8)年に火災で焼失し田中宮へ遷るまでの都。飛鳥岡のふもとに立地したことによる命名。『万葉集』では高市岡本宮とも記す。奈良県明日香村岡の飛鳥宮跡Ⅰ期遺構が相当すると考えられている。後に斉明天皇も同じく飛鳥岡のふもとへ宮を設け、後飛鳥岡本宮と呼ばれた。なお『万葉集』に見える「崗本(岡本)天皇」が舒明と斉明のどちらを指すのかは未詳とされる(巻4-487左注)。