歌詳細

あをによし奈良の山なる黒木もち造れる室はませど飽かぬかも

項目 内容
番号 8-1638
漢字本文(題詞) 天皇御製歌一首
漢字本文 青丹吉奈良乃山有黒木用造有室者雖居座不飽可聞
漢字本文(左注) 右、聞之御在左大臣長屋王佐保宅肆宴御製。
読み下し文(題詞) 天皇の御製歌一首
読み下し文 あをによし奈良の山なる黒木もち造れる室はませど飽かぬかも
読み下し文(左注) 右は、聞かく「左大臣長屋王の佐保の宅に御在せる肆宴のきこしめす御製なり」といへり。
訓み あをによしならのやまなるくろぎもちつくれるやどはませどあかぬかも
現代語訳 あおによし奈良の山の黒木をもって作った家は、いくらいても飽きないことよ。
現代語訳(左注) 右は伝え聞くに「左大臣長屋王の佐保の家に行幸されて宴会をなさった時の御歌だ」という。
歌人 聖武天皇 / しやうむてんわう
歌人別名 天皇, 太上天皇, 寧楽宮即位天皇
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 冬雑歌
季節
補足 聖武天皇/しやうむてんわう/聖武天皇
詠み込まれた地名 平城京 / 奈良
関連地名 【故地名】佐保
【故地名読み】さほ
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市北部。佐保川の北側、奈良市法蓮町(通称佐保・佐保田町)・法華寺町一帯の地。平城宮の東北郊。貴族の住宅地で、長屋王の邸宅「作宝楼」などがあった。
【故地名】奈良の山
【故地名読み】ならのやま
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】平城京の北郊に連なる丘陵性の山(100メートル内外)で、奈良市北郊の奈良坂以西山陵町にいたる低山の総称。奈良山越えは佐紀より歌姫越えの道。
【地名】奈良の山
【現在地名】奈良市一条大路の北方に連なる丘陵地の山地