歌詳細

あゆの風〔越の俗の語、東風をあゆのかぜといふ〕いたく吹くらし奈呉の海人の釣する小船漕ぎ隠る見ゆ

項目 内容
番号 17-4017
漢字本文 東風〔越俗語、東風謂之安由乃可是也〕伊多久布久良之奈呉乃安麻能都利須流乎夫祢許芸可久流見由
読み下し文 あゆの風〔越の俗の語、東風をあゆのかぜといふ〕いたく吹くらし奈呉の海人の釣する小船漕ぎ隠る見ゆ
訓み あゆのかぜ〔越の俗の語、ひがしかぜをあゆのかぜといふ〕いたくふくらしなごのあまのつりするをぶねこぎかくるみゆ
現代語訳 東の風が強く吹くらしい。奈呉の海で海人が釣をしている小舟の、波に漕ぎ隠れるのが見える。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山
関連地名 【故地名】越
【故地名読み】こし
【故地説明】越前・加賀・能登・越中・越後など北陸地方の総称、現在の福井(東部)、石川・富山・新潟の諸県にあたる。
【故地名】奈呉
【故地名読み】なご
【現在地名】富山県新湊市
【故地説明】富山県高岡市伏木と小矢部川(もとの射水川)をはさんで東方の新湊市の西部海浜および放生津一帯の地。
【地名】[越]:1奈呉
【現在地名】[越前・越中・越後三国の総称。]:富山県新湊市の放生津潟の名称。