歌詳細

我が門ゆ鳴き過ぎ渡るほととぎすいやなつかしく聞けど飽き足らず〔も・の・は・て・に・を、六つの辞を欠く〕

項目 内容
番号 19-4176
漢字本文 我門従喧過度霍公鳥伊夜奈都可之久雖聞飽不足〔毛能波氐尒乎六箇辞闕之〕
読み下し文 我が門ゆ鳴き過ぎ渡るほととぎすいやなつかしく聞けど飽き足らず〔も・の・は・て・に・を、六つの辞を欠く〕
訓み わがかどゆなきすぎわたるほととぎすいやなつかしくきけどあきだらず〔も・の・は・て・に・を、むつのことをかく〕
現代語訳 わが家の門を鳴きつつ飛びすぎる霍公鳥は、一層心ひかれて聞き飽きることがない。も・の・は・て・に・をの六つのことばを避ける。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山