歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻20-4293 |
漢字本文(題詞) | 幸行於山村之時歌二首 先太上天皇、詔陪従王臣曰夫諸王卿等、宣賦和歌而奏、即御口号曰。 |
漢字本文 | 安之比奇能山行之可婆山人乃和礼尒依志米之夜麻都刀曽許礼 |
読み下し文(題詞) | 山村に幸行しし時の歌二首 先の太上天皇、陪従の王臣に詔して曰はく「夫れ諸王卿等、宜しく和ふる歌を賦みて奏すべし」とのりたまひて、即ち御口号みまして曰はく、 |
読み下し文 | あしひきの山行きしかば山人の朕に得しめし山づとそこれ |
訓み | あしひきのやまゆきしかばやまびとのわれにえしめしやまづとそこれ |
現代語訳 | あしひきの山に行ったところ、仙人が私にくれた山のみやげですよ、これは。 |
歌人 | 元正天皇 / げんしやうてんわう |
歌人別名 | 先太上天皇, 日本根子高端日清足姫天皇, 太上天皇, 太上皇, 清足姫天皇, 先太上天皇, 天皇 / さきのおほきすめらみこと, やまとねこたかみずきよたらしひめのすめらみこと, だいじょうてんのう |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | なし |
季節 | 夏 |
補足 | 元正天皇/げんしやうてんわう/元正天皇【先太上天皇】 |
詠み込まれた地名 | 大和 / 奈良 |
関連地名 | 【故地名】山村 【故地名読み】やまむら 【現在地名】奈良県奈良市 【故地説明】奈良市山村町の地。 |