歌詳細

天雲に雁そ鳴くなる高円の萩の下葉はもみちあへむかも

項目 内容
番号 20-4296
漢字本文 安麻久母尒可里曽奈久奈流多加麻刀能波疑乃之多婆波毛美知安倍牟可聞
漢字本文(左注) 右一首、左中辨中臣清麻呂朝臣
読み下し文 天雲に雁そ鳴くなる高円の萩の下葉はもみちあへむかも
読み下し文(左注) 右の一首は、左中弁中臣清麻呂朝臣
訓み あまくもにかりそなくなるたかまとのはぎのしたばはもみちあへむかも
現代語訳 天雲の中で雁の鳴く声がきこえる高円の、萩の下葉は美しく紅葉することができるだろうか。
歌人 中臣朝臣清麻呂 / なかとみのあそみきよまろ
歌人別名 中臣清麻呂朝臣
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 中臣清麻呂/なかとみのきよまろ/中臣清麻呂
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良
関連地名 【故地名】高円
【故地名読み】たかまと
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市百毫寺町(町内に通称高円町がある)・鹿野園町など一帯の地。平城京東郊、春日の南に続く地域。表記「高松」のものは一説にタカマツと訓み、愛知県一宮市萩原町高松の地。
【地名】高円
【現在地名】奈良市の東南、春日山の南に続く地