歌詳細

をみなへし秋萩しのぎさ雄鹿の露別け鳴かむ高円の野そ

項目 内容
番号 20-4297
漢字本文 乎美奈弊之安伎波疑之努藝左乎之可能都由和氣奈加牟多加麻刀能野曽
漢字本文(左注) 右一首、少納言大伴宿祢家持
読み下し文 をみなへし秋萩しのぎさ雄鹿の露別け鳴かむ高円の野そ
読み下し文(左注) 右の一首は、少納言大伴宿祢家持
訓み をみなへしあきはぎしのぎさをしかのつゆわけなかむたかまとののそ
現代語訳 おみなえしや秋萩を踏みしだいて、鹿が露を散らしつつ鳴くだろう高円の野よ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良
関連地名 【故地名】高円の野
【故地名読み】たかまとのの
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】高円山西麓一帯の野。
【地名】高円の野
【現在地名】高円山。奈良市の東南にある山。