歌詳細

我が背子がやどの山吹咲きてあらば止まず通はむいや年のはに

項目 内容
番号 20-4303
漢字本文 和我勢故我夜度乃也麻夫伎佐吉弖安良婆也麻受可欲波牟伊夜登之能波尒
漢字本文(左注) 右一首、長谷攀花、提壷到来、因是、大伴宿祢家持作此歌和之
読み下し文 我が背子がやどの山吹咲きてあらば止まず通はむいや年のはに
読み下し文(左注) 右の一首は、長谷花を攀ぢ、壷を提げて到来り、是に因りて、大伴宿祢家持のこの歌を作りて和へたり。
訓み わがせこがやどのやまぶきさきてあらばやまずかよはむいやとしのはに
現代語訳 あなたの家の山吹が咲いているなら、いつまでも通って来ましょう。いっそう、年ごとに。
現代語訳(左注) 右の一首は、長谷が山吹の花を折りとり、酒壺をさげてやって来たので、大伴宿禰家持がこの歌を作って唱和したものである。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和 / 奈良