歌詳細

初秋風涼しき夕解かむとそ紐は結びし妹に逢はむため

項目 内容
番号 20-4306
漢字本文(題詞) 七夕歌八首
漢字本文 波都秋風須受之伎由布弊等香武等曽比毛波牟須妣之伊母尒安波牟多米
読み下し文(題詞) 七夕の歌八首
読み下し文 初秋風涼しき夕解かむとそ紐は結びし妹に逢はむため
訓み はつあきかぜすずしきゆふへとかむとそひもはむすびしいもにあはむため
現代語訳 初めての秋風が涼しく吹く夕方にこそ解こうとして、紐は結んだことだ。他ならない、この妻に逢うために。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明