歌詳細

青波に袖さへ濡れて漕ぐ船のかし振るほとにさ夜ふけなむか

項目 内容
番号 20-4313
漢字本文 安乎奈美尒蘇弖佐閇奴礼弖許具布祢乃可之布流保刀尒左欲布氣奈武可
漢字本文(左注) 右、大伴宿祢家持獨仰天漢作之。
読み下し文 青波に袖さへ濡れて漕ぐ船のかし振るほとにさ夜ふけなむか
読み下し文(左注) 右は、大伴宿祢家持独り天漢を仰ぎて作れり。
訓み あをなみにそでさへぬれてこぐふねのかしふるほとにさよふけなむか
現代語訳 青波に袖まで濡らして漕ぎ渡った船の、戕牁をうち立てている間に、夜は更けてしまうだろうか。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明