歌詳細

八十国は難波に集ひ船飾り我がせむ日ろを見も人もがも

項目 内容
番号 20-4329
漢字本文 夜蘇久尒波那尒波尒都度比布奈可射里安我世武比呂乎美毛比等母我毛
漢字本文(左注) 右一首、足下郡上丁丹比部國足
読み下し文 八十国は難波に集ひ船飾り我がせむ日ろを見も人もがも
読み下し文(左注) 右の一首は、足下郡の上丁丹比部国人
訓み やそくにはなにはにつどひふなかざりあがせむひろをみもひともがも
現代語訳 八十国の人々は今や難波に集まり船飾りをする、そんな日の私を見る人がいてほしい。
歌人 丹比部国人 / たぢひべのくにひと
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 丹比部国人/たぢひべのくにひと/丹比部国人
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】足柄の下郡
【故地名読み】あしがらのしもこおり
【現在地名】神奈川県足柄下郡
【故地説明】足柄下郡のこと。
【故地名】難波
【故地名読み】なにわ
【現在地名】大阪府
【故地説明】大阪市およびその周辺の地域。上町台地に沿った海辺を中心に難波津が営まれ、当時海内無比の要津。仁徳・孝徳・聖武の皇居も営まれた。
【地名】難波
【現在地名】大阪市およびその周辺の地域