歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻20-4333 |
漢字本文 | 等里我奈久安豆麻乎等故能都麻和可礼可奈之久安里毛牟等之能乎奈我美 |
漢字本文(左注) | 右、二月八日、兵部使少輔大伴宿祢家持 |
読み下し文 | 鶏が鳴く東男の妻別れ悲しくありけむ年の緒長み |
読み下し文(左注) | 右は、二月八日、兵部使少輔大伴宿祢家持 |
訓み | とりがなくあづまをとこのつまわかれかなしくありけむとしのをながみ |
現代語訳 | 鶏が鳴く東国の男の妻との別離は、悲しかったろう。年月が長いので。 |
歌人 | 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち |
歌人別名 | 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | 春 |
補足 | 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持 |
詠み込まれた地名 | 大和 / 奈良 |
関連地名 | 【故地名】東 【故地名読み】あずま 【故地説明】東国地方の総称。範囲は一定しないが、集中では、東海道は遠江以東、東山道は信濃以東をさし、陸奥を含む。 【地名】1東 【現在地名】範囲は一定しないが、おおむね三河(愛知県東部)、遠江(静岡県西部)以東をさすものと思われる。しかし一般には足柄・箱根より東の、関東地方・東北地方をいうことが多い。 |