歌詳細

旅衣八重着襲ねて寝のれどもなほ肌寒し妹にしあらねば

項目 内容
番号 20-4351
漢字本文 多妣己呂母夜倍伎可佐祢弖伊努礼等母奈保波太佐牟志伊母尒志阿良祢婆
漢字本文(左注) 右一首、望陀郡上丁玉作部國忍
読み下し文 旅衣八重着襲ねて寝のれどもなほ肌寒し妹にしあらねば
読み下し文(左注) 右の一首は、望陀郡の上丁玉作部国忍
訓み たびころもやへきかさねていのれどもなほはださむしいもにしあらねば
現代語訳 旅の衣を幾枚も重ねて寝ていても、やはり肌寒い。衣は妻ではないので。
歌人 玉作部国忍 / たまつくりべのくにおし
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 玉作部国忍/たまつくりべのくにおし/玉作部国忍
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】望陀郡
【故地名読み】まぐたのこおり
【現在地名】千葉県
【故地説明】上総国。千葉県君津郡及び木更津市の小櫃川流域の地。→馬来田(うまぐた)の嶺(ね)ろ(上総国望陀郡(→望陀郡(まぐたのこおり))の山、どの山かは不明。)