歌詳細

立ち薦の発ちの騒きに相見てし妹が心は忘れせぬかも

項目 内容
番号 20-4354
漢字本文 多知許毛乃多知乃佐和伎尒阿比美弖之伊母加己〻呂波和須礼世奴可母
漢字本文(左注) 右一首、長狭郡上丁丈部与呂麻呂
読み下し文 立ち薦の発ちの騒きに相見てし妹が心は忘れせぬかも
読み下し文(左注) 右の一首は、長狭郡の上丁丈部与呂麻呂
訓み たちこものたちのさわきにあひみてしいもがこころはわすれせぬかも
現代語訳 立薦の出立の騒ぎの中で逢った妻の心は、忘れられないよ。
歌人 丈部与呂麻呂 / はせつかべのよろまろ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 丈部与呂麻呂/はせつかべのよろまろ/丈部与呂麻呂
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】長狭郡
【故地名読み】ながさのこおり
【現在地名】千葉県
【故地説明】安房国。当時は上総国。千葉県鴨川市・天津小湊町および加茂川流域一帯の地。加茂川上流に長狭町があった。