歌詳細

よそにのみ見てや渡らも難波潟雲居に見ゆる島ならなくに

項目 内容
番号 20-4355
漢字本文 余曽尒能美美弖夜和多良毛奈尒波我多久毛為尒美由流志麻奈良奈久尒
漢字本文(左注) 右一首、武射郡上丁丈部山代
読み下し文 よそにのみ見てや渡らも難波潟雲居に見ゆる島ならなくに
読み下し文(左注) 右の一首は、武射郡の上丁丈部山代
訓み よそにのみみてやわたらもなにはがたくもゐにみゆるしまならなくに
現代語訳 外目に見るだけで筑紫へ渡ってしまうのだろうか、この美しい難波潟は。雪の果て遠く見える島でもないのに。
歌人 丈部山代 / はせつかべのやましろ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 丈部山代/はせつかべのやましろ/丈部山代
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】難波潟
【故地名読み】なにわがた
【現在地名】大阪府
【故地説明】難波の地の海浜。
【故地名】武射郡
【故地名読み】むざのこおり
【現在地名】千葉県山武郡
【故地説明】上総国。千葉県山武郡の北部。
【地名】難波潟
【現在地名】難波の潟