歌詳細

常陸さし行かむ雁もが我が恋を記して付けて妹に知らせむ

項目 内容
番号 20-4366
漢字本文 比多知散思由可牟加里母我阿我古比乎志留志弖都祁弖伊母尒志良世牟
漢字本文(左注) 右二首、信太郡物部道足
読み下し文 常陸さし行かむ雁もが我が恋を記して付けて妹に知らせむ
読み下し文(左注) 右の二首は、信太郡の物部道足
訓み ひたちさしゆかむかりもがあがこひをしるしてつけていもにしらせむ
現代語訳 常陸へ向かって飛んでゆく雁がいればよい。私の恋心を書きつけて、妻に知らせよう。
歌人 物部道足 / もののべのみちたり
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 物部道足/もののべのみちたり/物部道足
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】信太郡
【故地名読み】しだのこおり
【現在地名】茨城県
【故地説明】常陸国の郡名。茨城県霞ヶ浦の南方、稲敷郡の一部。
【故地名】常陸
【故地名読み】ひたち
【現在地名】茨城県
【故地説明】国名。ほぼ現在の茨城県に一致する。
【地名】常陸
【現在地名】茨城