歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻20-4380 |
漢字本文 | 奈尒波刀乎己岐埿弖美例婆可美佐夫流伊古麻多可祢尒久毛曽多奈妣久 |
漢字本文(左注) | 右一首、梁田郡上丁大田部三成 |
読み下し文 | 難波門を漕ぎ出て見れば神さぶる生駒高嶺に雲そたなびく |
読み下し文(左注) | 右の一首は、梁田郡の上丁大田部三成 |
訓み | なにはとをこぎでてみればかみさぶるいこまたかねにくもそたなびく |
現代語訳 | 難波の港を漕ぎ出してみると、神々しい生駒の高嶺に雲がたなびいている。 |
歌人 | 大田部三成 / おほたべのみなり |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | なし |
補足 | 大田部三成/おほたべのみなり/大田部三成 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】生駒高嶺 【故地名読み】いこまたかね 【故地説明】生駒山のこと。 【故地名】難波門 【故地名読み】なにわと 【現在地名】大阪府 【故地説明】難波津の港の入口か。一説に難波津の東国訛り。 【故地名】梁田郡 【故地名読み】やなだのこおり 【現在地名】栃木県足利市 【故地説明】下野国。栃木県足利市梁田町付近。 【地名】難波門:生駒高嶺 【現在地名】難波の江津をいうが、その位置について諸説があり、またそれらの幾つかにまたがって用いたと思われる場合もある。:奈良県生駒市および生駒郡と大阪府東大阪市との間にある山。 |