歌詳細

国々の防人集ひ船乗りて別るを見ればいともすべなし

項目 内容
番号 20-4381
漢字本文 久尒具尒乃佐岐毛利都度比布奈能里弖和可流乎美礼婆伊刀母須敝奈之
漢字本文(左注) 右一首、河内郡上丁神麻續部嶋麻呂
読み下し文 国々の防人集ひ船乗りて別るを見ればいともすべなし
読み下し文(左注) 右の一首は、河内郡の上丁神麻続部島麻呂
訓み くにぐにのさきもりつどひふなのりてわかるをみればいともすべなし
現代語訳 各国の防人が集まってきて船に乗り、今別れてゆこうとしている。それを見ると、悲しみは払いようもない。
歌人 神麻続部島麻呂 / かむをみべのしままろ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 神麻続部嶋麻呂/かむをみべのしままろ/神麻続部嶋麻呂
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】河内郡
【故地名読み】かわちのこおり
【現在地名】栃木県
【故地説明】下野国。栃木県旧河内郡、宇都宮市を含む地。