歌詳細

潮船の舳越そ白波にはしくも負ふせたまほか思はへなくに

項目 内容
番号 20-4389
漢字本文 志保不尼乃弊古祖志良奈美尒波志久母於不世他麻保加於母波弊奈久尒
漢字本文(左注) 右一首、印波郡丈部直大麻呂
読み下し文 潮船の舳越そ白波にはしくも負ふせたまほか思はへなくに
読み下し文(左注) 右の一首は、印波郡の丈部直大麻呂
訓み しほふねのへこそしらなみにはしくもおふせたまほかおもはへなくに
現代語訳 潮路を漕ぐ舟の舳先を越す白波のように、突然にも命じなさることよ。考えても見なかったのに。
歌人 丈部直大麻呂 / はせつかべのあたひおほまろ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 丈部大麻呂/はせつかべのおほまろ/丈部大麻呂
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】印波郡
【故地名読み】いにわのこおり
【現在地名】千葉県印旛郡印旛村
【故地説明】下総国。千葉県印旛郡印旛村の印旛沼付近の地。