歌詳細

群玉のくるにくぎ鎖し固めとし妹が心は動くなめかも

項目 内容
番号 20-4390
漢字本文 牟浪他麻乃久留尒久枳作之加多米等之以母加去〻里波阿用久奈米加母
漢字本文(左注) 右一首、猨嶋郡刑部志可麻呂
読み下し文 群玉のくるにくぎ鎖し固めとし妹が心は動くなめかも
読み下し文(左注) 右の一首は、猨嶋郡の刑部志加麻呂
訓み むらたまのくるにくぎさしかためとしいもがこころはあよくなめかも
現代語訳 群玉のまわる樞戸(くるるど)に釘をさして固めたような妻の心は、動揺しているだろうかなあ。
歌人 刑部志加麻呂 / おさかべのしかまろ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 刑部志可麻呂/おさかべのしかまろ/刑部志可麻呂
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】猨島郡
【故地名読み】さしまのこおり
【現在地名】茨城県猿島郡
【故地説明】下総国の郡名。茨城県猿島郡の一部。