歌詳細

竜田山見つつ越え来し桜花散りか過ぎなむ我が帰るとに

項目 内容
番号 20-4395
漢字本文(題詞) 獨惜龍田山櫻花歌一首
漢字本文 多都多夜麻見都〻古要許之佐久良波奈知利加須疑奈牟和我加敝流刀尒
読み下し文(題詞) 独り竜田山の桜花を惜しめる歌一首
読み下し文 竜田山見つつ越え来し桜花散りか過ぎなむ我が帰るとに
訓み たつたやまみつつこえこしさくらばなちりかすぎなむわがかへるとに
現代語訳 龍田山で見ながら越えて来た桜の花は、散り過ぎてしまうだろうか。私が帰らないうちに。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】龍田山
【故地名読み】たつたやま
【現在地名】奈良県生駒郡三郷町
【故地説明】三郷町の西方、生駒の山脈の南部、信貴山の南端、大阪府柏原市にまたがる山地。
【地名】竜田山
【現在地名】奈良県生駒郡三郷町立野の竜田本宮西方の山