歌詳細

堀江より朝潮満ちに寄るこつみ貝にありせばつとにせましを

項目 内容
番号 20-4396
漢字本文(題詞) 獨見江水浮漂糞、怨恨貝玉不依作歌一首
漢字本文 保理江欲利安佐之保美知尒与流許都美可比尒安里世波都刀尒勢麻之乎
読み下し文(題詞) 独り江の水に浮かび漂へる糞を見て、貝玉の依らざるを怨恨みて作れる歌一首
読み下し文 堀江より朝潮満ちに寄るこつみ貝にありせばつとにせましを
訓み ほりえよりあさしほみちによるこつみかひにありせばつとにせましを
現代語訳 堀江を、朝の満潮に押されてくる木屑よ。もし貝だったら土産にしようものを。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 河内 / 大阪
関連地名 【故地名】堀江
【故地名読み】ほりえ
【現在地名】大阪府大阪市
【故地説明】→難波堀江