歌詳細

海原に霞たなびき鶴が音の悲しき夕は国辺し思ほゆ

項目 内容
番号 20-4399
漢字本文 宇奈波良尒霞多奈妣伎多頭我祢乃可奈之伎与比波久尒弊之於毛保由
読み下し文 海原に霞たなびき鶴が音の悲しき夕は国辺し思ほゆ
訓み うなはらにかすみたなびきたづがねのかなしきよひはくにへしおもほゆ
現代語訳 海原に霞が立ちこめて鶴の鳴き声が悲しくひびく宵は、故郷の方がしのばれる。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明