歌詳細

韓衣裾に取り付き泣く子らを置きてそ来のや母なしにして

項目 内容
番号 20-4401
漢字本文 可良己呂武須宗尒等里都伎奈苦古良乎意伎弖曽伎怒也意母奈之尒志弖
漢字本文(左注) 右一首、國造小縣郡他田舎人大嶋
読み下し文 韓衣裾に取り付き泣く子らを置きてそ来のや母なしにして
読み下し文(左注) 右の一首は、国造小県郡の他田舎人大島
訓み からころむすそにとりつきなくこらをおきてそきのやおもなしにして
現代語訳 韓衣の裾にとりすがって泣く子を残して来たことだ。母もいないのに。
歌人 他田舎人大島 / をさだのとねりおほしま
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 他田舎人大嶋/をさだのとねりおほしま/他田舎人大嶋
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】韓(唐)
【故地名読み】から(から)
【故地説明】外国の総称。朝鮮および中国をいう。新羅をさす場合もある。カラはもと朝鮮半島南部の一国の称。
【故地名】小県郡
【故地名読み】ちいさがたのこおり
【現在地名】長野県
【故地説明】信濃国の郡名。長野県上田市と小県郡の地。
【地名】3韓
【現在地名】朝鮮半島南部の旧称。