歌詳細

枕太刀腰に取り佩きま愛しき背ろがめき来む月の知らなく

項目 内容
番号 20-4413
漢字本文 麻久良多之己志尒等里波伎麻可奈之伎西呂我馬伎己無都久乃之良奈久
漢字本文(左注) 右一首、上丁那珂郡桧前舎人石前之妻、大伴部真足女
読み下し文 枕太刀腰に取り佩きま愛しき背ろがめき来む月の知らなく
読み下し文(左注) 右の一首は、上丁那珂郡の桧前舎人石前が妻、大伴部真足女
訓み まくらたしこしにとりはきまかなしきせろがめきこむつくのしらなく
現代語訳 枕太刀を腰に帯びて、いとしい背子が帰ってくる月は、いつと知れない。
歌人 大伴部真足女 / おほともべのまたりめ
歌人別名 桧前舎人石前之妻, 桧前舎人石前之妻 / ひのくまのとねりのいはさきがめ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 大伴部真足女/おほともべのまたりめ/大伴部真足女(桧前舎人石前妻)
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】那珂郡(1)
【故地名読み】なかのこおり
【現在地名】埼玉県児玉郡
【故地説明】武蔵国。埼玉県児玉郡美里町の大半と、児玉町の一部。郡家は美里町大字古郡にあったという。