歌詳細

含めりし花の初めに来し我や散りなむ後に都へ行かむ

項目 内容
番号 20-4435
漢字本文 布敷賣里之波奈乃波自米尒許之和礼夜知里奈牟能知尒美夜古敝由可無
漢字本文(左注) 右二首、兵部使少輔大伴宿祢家持
読み下し文 含めりし花の初めに来し我や散りなむ後に都へ行かむ
読み下し文(左注) 右の二首は、兵部使の少輔大伴宿祢家持
訓み ふふめりしはなのはじめにこしわれやちりなむのちにみやこへゆかむ
現代語訳 つぼみとしてふくらんでいた花の、咲きはじめにやって来た私は、散ってしまった後に都へ帰るのかなあ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明