歌詳細

ひさかたの雨は降りしくなでしこがいや初花に恋しき我が背

項目 内容
番号 20-4443
漢字本文 比佐可多能安米波布里之久奈弖之故我伊夜波都波奈尒故非之伎和我勢
漢字本文(左注) 右一首、大伴宿祢家持
読み下し文 ひさかたの雨は降りしくなでしこがいや初花に恋しき我が背
読み下し文(左注) 右の一首は、大伴宿祢家持
訓み ひさかたのあめはふりしくなでしこがいやはつはなにこひしきわがせ
現代語訳 久方の雨は降りしきる。なのになでしこのますます新鮮な花のように、恋しいあなた。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良