歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻20-4466 |
漢字本文 | 之奇志麻乃夜末等能久尒〻安伎良氣伎名尒於布等毛能乎己許呂都刀米与 |
読み下し文 | 磯城島の大和の国に明らけき名に負ふ伴の緒心努めよ |
訓み | しきしまのやまとのくににあきらけきなにおふとものをこころつとめよ |
現代語訳 | 磯城島の大和の国において、隠れなき名にそむかざる一族よ。心励むがよい。 |
歌人 | 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち |
歌人別名 | 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | 夏 |
補足 | 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持 |
詠み込まれた地名 | 大和 / 奈良 |
関連地名 | 【故地名】磯城島 【故地名読み】しきしま 【現在地名】奈良県桜井市 【故地説明】奈良県桜井市金屋付近。長谷の谷の入口をなす一帯。崇神天皇の磯城瑞籬宮、欽明天皇の磯城島金刺宮があった。大和の形容辞に、また大和の意にも用いた。 【故地名】大和の国 【故地名読み】やまとのくに 【故地説明】(倭・日本)大和朝廷の勢力のおよんだ範囲をあらわす語で、奈良県天理市大和(大和神社がある)あたりの地方名から起こり、大和中央平原部、奈良県全体、近畿一帯から日本全国の総名へと発展したという。集中の歌は大和中央平原部・大和国(奈良県全体)・日本国の総名など種々に用いている。 【地名】磯城島:大和国 【現在地名】奈良県桜井市金屋付近。長谷の谷の入口をなす一帯: |