歌詳細

八千種の花はうつろふ常磐なる松のさ枝を我は結ばな

項目 内容
番号 20-4501
漢字本文 夜知久佐能波奈波宇都呂布等伎波奈流麻都能左要太乎和礼波牟須婆奈
漢字本文(左注) 右一首、右中辨大伴宿祢家持
読み下し文 八千種の花はうつろふ常磐なる松のさ枝を我は結ばな
読み下し文(左注) 右の一首は、右中弁大伴宿祢家持
訓み やちくさのはなはうつろふときはなるまつのさえだをわれはむすばな
現代語訳 さまざまに美しい花は衰えてゆきます。常緑の松の枝に永遠の願いをこめて、私はそれを結びましょう。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良