歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻20-4506 |
漢字本文(題詞) | 依興各思高圓離宮處作歌五首 |
漢字本文 | 多加麻刀能努乃宇倍能美也波安礼尒家里多〻志〻伎美能美与等保曽氣婆 |
漢字本文(左注) | 右一首、右中辨大伴宿祢家持 |
読み下し文(題詞) | 興に依りて各々高円の離宮処を思ひて作れる歌五首 |
読み下し文 | 高円の野の上の宮は荒れにけり立たしし君の御代遠そけば |
読み下し文(左注) | 右の一首は、右中弁大伴宿祢家持 |
訓み | たかまとのののうへのみやはあれにけりたたししきみのみよとほそけば |
現代語訳 | 高円の野のほとりの離宮は荒れてしまったことだ。お立ちになったわが君の御代も遠ざかったので。 |
歌人 | 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち |
歌人別名 | 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | 春 |
補足 | 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持 |
詠み込まれた地名 | 大和平城京 / 奈良 |
関連地名 | 【故地名】高円の離宮 【故地名読み】たかまとのとつみや 【現在地名】奈良県奈良市 【故地説明】→高円の宮(高円山西麓の岡にあった聖武天皇の離宮。宮址は未詳。) 【故地名】高円の野の上の宮 【故地名読み】たかまとのののうえのみや 【現在地名】奈良県奈良市 【故地説明】→高円の宮(高円山西麓の岡にあった聖武天皇の離宮。宮址は未詳。) 【地名】高円の野 【現在地名】高円山。奈良市の東南にある山。 |