歌詳細

高円の野辺延ふ葛の末つひに千代に忘れむ我が大君かも

項目 内容
番号 20-4508
漢字本文 多可麻刀能努敝波布久受乃須恵都比尒知与尒和須礼牟和我於保伎美加母
漢字本文(左注) 右一首、主人中臣清麻呂朝臣
読み下し文 高円の野辺延ふ葛の末つひに千代に忘れむ我が大君かも
読み下し文(左注) 右の一首は、主人中臣清麻呂朝臣
訓み たかまとののへはふくずのすゑつひにちよにわすれむわがおほきみかも
現代語訳 高円の野に伸びる葛の末、後々ついに、千年の後に忘れてしまうようなわが大君であろうか。
歌人 中臣朝臣清麻呂 / なかとみのあそみきよまろ
歌人別名 中臣清麻呂朝臣
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 中臣清麻呂/なかとみのきよまろ/中臣清麻呂
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良
関連地名 【故地名】高円の野
【故地名読み】たかまとのの
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】高円山西麓一帯の野。
【地名】高円の野辺
【現在地名】高円山。奈良市の東南にある山。