歌詳細

池水に影さへ見えて咲きにほふあしびの花を袖に扱入れな

項目 内容
番号 20-4512
漢字本文 伊氣美豆尒可氣左倍見要氐佐伎尒保布安之婢乃波奈乎蘇弖尒古伎礼奈
漢字本文(左注) 右一首、右中辨大伴宿祢家持
読み下し文 池水に影さへ見えて咲きにほふあしびの花を袖に扱入れな
読み下し文(左注) 右の一首は、右中弁大伴宿祢家持
訓み いけみづにかげさへみえてさきにほふあしびのはなをそでにこきれな
現代語訳 池水に影まで映(うつ)して咲き輝いている馬酔木の花を、袖にしごき入れたいよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良