歌詳細

磯影の見ゆる池水照るまでに咲けるあしびの散らまく惜しも

項目 内容
番号 20-4513
漢字本文 伊蘇加氣乃美由流伊氣美豆氐流麻埿尒左家流安之婢乃知良麻久乎思母
漢字本文(左注) 右一首、大蔵大輔甘南備伊香真人
読み下し文 磯影の見ゆる池水照るまでに咲けるあしびの散らまく惜しも
読み下し文(左注) 右の一首は、大蔵大輔甘南備伊香真人
訓み いそかげのみゆるいけみづてるまでにさけるあしびのちらまくをしも
現代語訳 磯の影をやどす池の水が輝くほどに咲いた馬酔木の、散ることが惜しいよ。
歌人 甘南備真人伊香 / かむなびのまひといかご
歌人別名 甘南備伊香真人
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 甘南備伊香/かむなびのいかご/甘南備伊香
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良