美術品詳細

新しき年の始の初春の

代表画像

項目 内容
資料番号 A-0108
種別 日本画(万葉日本画)
美術品名 新しき年の始の初春の / あらたしきとしのはじめのはつはるの
制作年 平成10年
法量(cm) 162.1 x 130.3
材質・技法 紙本着色
形状 額装
作者 濱田台児 / はまだたいじ
解説  『万葉集』の最後を飾る大伴家持の作品。新年に降る雪は、豊年の兆しを表すと考えられていた。因幡国に赴任していた家持が、年賀の宴で、その吉兆をとらえて詠んだ寿歌である。この雪のように吉い事が重なれと歌った寿歌である。それは、そのまま『万葉集』全体を祝福するものとして、この場所に置かれたのだろう。
画家のことば  私の郷里鳥取に万葉の里があり、万葉集の編者の大伴家持の大きな石碑が立っている。何かしら言い知れぬ誇りを感じる。
 「新しき年の始の初春の今日降る雪のいや重け吉事」
 元旦の有難い御歌である(家持の最後の歌ときく)。数ある万葉集の歌の中で、私にとってはまことに意義深い画材であり一所懸命、制作に打ち込んだ。
 なお、家持は多くの女性に取りかこまれていたと聞き、そうであったであろうと思い、またそれを信じ構図を考えた。