歌詳細

河口の野辺に廬りて夜の経れば妹が手本し思ほゆるかも

項目 内容
番号 6-1029
漢字本文(題詞) 十二年庚辰冬十月、依大宰少貳藤原朝臣廣嗣謀反發軍、
幸于伊勢國之時、河口行宮内舎人大伴宿祢家持作歌一首
漢字本文 河口之野邊尒廬而夜乃歴者妹之手本師所念鴨
読み下し文(題詞) 十二年庚辰の冬十月、大宰少弐藤原朝臣広嗣の謀反して軍を発せるに依りて、
伊勢国に幸しし時に、河口の行宮にして内舎人大伴宿祢家持の作れる歌一首
読み下し文 河口の野辺に廬りて夜の経れば妹が手本し思ほゆるかも
訓み かはぐちののへにいほりてよのふればいもがたもとしおもほゆるかも
現代語訳 河口の野のほとりに仮のやどりをとると、夜の更けるにつれて妻の手枕が思われることよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 雑歌
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 伊勢 / 三重
関連地名 【故地名】伊勢の国
【故地名読み】いせのくに
【現在地名】三重県
【故地説明】国名。三重県の中央部から東北部にかけての地。
【故地名】河口の行宮
【故地名読み】かわぐちのかりみや
【現在地名】三重県津市白山町
【故地説明】関の宮ともいわれ、この地にあった行宮。遺址は小字御城の医王寺付近と伝えられる。天平12(740)年11月聖武天皇は10日間滞在、藤原広嗣逮捕の報告を受けた。
【故地名】河口の野
【故地名読み】かわぐちのの
【現在地名】三重県津市白山町
【故地説明】関の宮ともいわれ、この地にあった行宮。遺址は小字御城の医王寺付近と伝えられる。天平12(740)年11月聖武天皇は10日間滞在、藤原広嗣逮捕の報告を受けた。