歌詳細

関なくは帰りにだにもうち行きて妹が手枕まきて寝ましを

項目 内容
番号 6-1036
漢字本文(題詞) 不破行宮大伴宿祢家持作歌一首
漢字本文 関無者還尒谷藻打行而妹之手枕巻手宿益乎
読み下し文(題詞) 不破の行宮にして大伴宿祢家持の作れる歌一首
読み下し文 関なくは帰りにだにもうち行きて妹が手枕まきて寝ましを
訓み せきなくはかへりにだにもうちゆきていもがたまくらまきてねましを
現代語訳 関所にさまたげられず、ちょっとだけでも帰って妻の手を枕に寝たいものを。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 雑歌
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 美濃 / 岐阜
関連地名 【故地名】不破の行宮
【故地名読み】ふわのかりみや
【現在地名】岐阜県不破郡関ヶ原町
【故地説明】宮址未詳。同郡垂井町府中(国府のあったところ)付近か。