歌詳細

世の中を常なきものと今そ知る奈良の都のうつろふ見れば

項目 内容
番号 6-1045
漢字本文 世間乎常無物跡今曽知平城京師之移徙見者
読み下し文 世の中を常なきものと今そ知る奈良の都のうつろふ見れば
訓み よのなかをつねなきものといまそしるならのみやこのうつろふみれば
現代語訳 世間の無常を今こそ思い知ることだ。都がさびれていくのを見ると。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】奈良の都
【故地名読み】ならのみやこ
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】元明天皇の和銅三(710)年3月より桓武天皇の延暦三(784)年11月まで7代714年間(天平12年より17年にかけては恭仁・紫香楽・難波に造京遷都)の帝都。京師は奈良市街地を東偏の一部として西方平野に展開していた。国立博物館と興福寺との間の南北の通じる道(京都街道)は東の京極大路、東大寺転害門から西へ佐保を経て法華寺に至る道は一条大路に当たる。
【地名】奈良の都
【現在地名】奈良市