歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻6-1051 |
漢字本文(題詞) | 反歌二首 |
漢字本文 | 三日原布當乃野邊清見社大宮処〔一云、此跡標刺〕定異等霜 |
読み下し文(題詞) | 反歌二首 |
読み下し文 | 三香原布当の野辺を清みこそ大宮所〔一に云ふ、ここと標刺し〕定めけらしも |
訓み | みかのはらふたぎののへをきよみこそおほみやどころ〔いつにいふ、こことしめさし〕さだめけらしも |
現代語訳 | 三日の原の布当の野辺が清らかだからこそ、大宮所を〔ここと印を立てて〕定めたらしいよ。 |
歌人 | 田辺福麻呂之歌集 / たなべのさきまろのかしふ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 田辺福麻呂/たなべのさきまろ/田辺福麻呂【田辺福麻呂之歌集出】 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】布当の野 【故地名読み】ふたぎのの 【現在地名】京都府相楽郡加茂町 【故地説明】京都府相楽郡加茂町の東方、旧瓶原村の地と同地か。→三香の原 一説に加茂町の法花寺町付近。 【故地名】三香の原 【故地名読み】みかのはら 【現在地名】京都府相楽郡加茂町 【故地説明】京都府相楽郡加茂町。鹿背山丘陵地の東方および東北方にひろがる、山にかこまれた瓶原盆地。盆地を東西に木津川が流れ、河北に久迩の都が営まれた。 【地名】三香原:布当:大宮所 【現在地名】京都府相楽郡加茂町。鹿背山の東北方に広がる盆地:現在布当の位置は不明だが、旧瓶原村の地域(京都府相楽郡加茂町木津川北岸一帯)と推定されている |