歌詳細

あり通ふ難波の宮は海近み海人娘子らが乗れる船見ゆ

項目 内容
番号 6-1063
漢字本文(題詞) 反歌二首
漢字本文 有通難波乃宮者海近見漁童女等之乗船所見
読み下し文(題詞) 反歌二首
読み下し文 あり通ふ難波の宮は海近み海人娘子らが乗れる船見ゆ
訓み ありがよふなにはのみやはうみちかみあまをとめらがのれるふねみゆ
現代語訳 やまず通う難波の宮は海が近いので海人の少女らの乗る舟が見えることよ。
歌人 田辺福麻呂之歌集 / たなべのさきまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 雑歌
季節 なし
補足 田辺福麻呂/たなべのさきまろ/田辺福麻呂【田辺福麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 河内 / 大阪
関連地名 【故地名】難波の宮
【故地名読み】なにわのみや
【現在地名】大阪府大阪市
【故地説明】仁徳天皇の高津宮・孝徳天皇の難波長柄豊碕宮・聖武天皇の難波宮をいう。宮址はいずれも高津宮とほぼ同地。
【地名】難波の宮
【現在地名】大阪府