歌詳細

鳴る神の音のみ聞きし巻向の檜原の山を今日見つるかも

項目 内容
番号 7-1092
漢字本文(題詞) 詠山
漢字本文 動神之音耳聞巻向之檜原山乎今日見鶴鴨
読み下し文(題詞) 山を詠める
読み下し文 鳴る神の音のみ聞きし巻向の檜原の山を今日見つるかも
訓み なるかみのおとのみききしまきむくのひばらのやまをけふみつるかも
現代語訳 雷のように音ばかり聞いていた巻向の桧原の山を、今日は見ることができたなあ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】巻向の桧原の山
【故地名読み】まきむくのひばらのやま
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】巻向にあった桧原。一説に三輪山と巻向の弓月が岳の中間の地。
【地名】巻向の桧原
【現在地名】奈良県桜井市の巻向周辺の檜林