歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻7-1093 |
漢字本文 | 三毛侶之其山奈美尒兒等手乎巻向山者継之宜霜 |
読み下し文 | 三諸のその山並に児らが手を巻向山は継ぎの宜しも |
訓み | みもろのそのやまなみにこらがてをまきむくやまはつぎのよろしも |
現代語訳 | 三輪のその山に並び、いとしい子の手を枕にする―巻向山は、続き具合の何とよいことよ。 |
歌人 | 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】巻向山 【故地名読み】まきむくやま 【現在地名】奈良県桜井市 【故地説明】巻向の地の東方の山で、現在の巻向山(567メートル)のみでなく穴師山も含むか。 【故地名】三諸 【故地名読み】みもろ 【現在地名】奈良県 【故地説明】神の降りる山の意の普通名詞で、三諸・神名備に同じ。各地にあるが、集中のものはほとんど奈良県内のもので、次の三つがある。(1)桜井市三輪の三輪山。(2)高市郡明日香村の神岳(雷丘)。(3)生駒郡龍田の神名備山。→三室 【地名】三諸:巻向山 【現在地名】奈良県桜井市の三輪山:奈良県桜井市三輪の東北方にある山 |