歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻7-1109 |
漢字本文 | 佐檜乃熊檜隈川之瀬乎早君之手取者将縁言毳 |
読み下し文 | さ檜の隈檜隈川の瀬を速み君が手取らば言寄せむかも |
訓み | さひのくまひのくまがはのせをはやみきみがてとらばことよせむかも |
現代語訳 | 檜隈を流れる檜隈川の瀬が早いからと、あなたの手に縋(すが)ったら、人々は言いたてるだろうかなあ。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】さ桧の隈 【故地名読み】さひのくま 【現在地名】奈良県高市郡明日香村 【故地説明】「さ」は接頭語、奈良県高市郡明日香村桧前、野口、平田など一帯の地。 【故地名】桧隈川 【故地名読み】ひのくまがわ 【現在地名】奈良県 【故地説明】奈良県高市郡の高取山中に発し、同郡明日香村桧前の地をほぼ近鉄線に沿って北流し、畝傍山の西を廻って末は曽我川に入る小川。 【地名】桧隈川 【現在地名】奈良県高市郡の高取山中に発し、檜隈の西部を近鉄吉野線に沿って北流し、畝傍山の西を通って曾我川に入る川 |