歌詳細

清き瀬に千鳥妻呼び山のまに霞立つらむ神奈備の里

項目 内容
番号 7-1125
漢字本文(題詞) 思故郷
漢字本文 清湍尒千鳥妻喚山際尒霞立良武甘南備乃里
読み下し文(題詞) 故郷を偲へる
読み下し文 清き瀬に千鳥妻呼び山のまに霞立つらむ神奈備の里
訓み きよきせにちどりつまよびやまのまにかすみたつらむかむなびのさと
現代語訳 清らかな瀬に千鳥が妻を求めて鳴き、山の間に霞が立っているだろう、神奈備の里よ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】神名備の里
【故地名読み】かむなびのさと
【現在地名】奈良県
【故地説明】飛鳥(神岳)、三輪(三輪山)、龍田(a生駒郡斑鳩町神南の三室山、b同郡三郷町大字立野字西浦の神南備神社のある山)の神名備がある。神座となる山や森をいう普通名詞でどこにでもありうるが、集中の神名備の大部分は飛鳥の神名備をいう。