歌詳細

琴取れば嘆き先立つけだしくも琴の下樋に妻や隠れる

項目 内容
番号 7-1129
漢字本文(題詞) 詠倭琴
漢字本文 琴取者嘆先立盖毛琴之下樋尒嬬哉匿有
読み下し文(題詞) 倭琴を詠める
読み下し文 琴取れば嘆き先立つけだしくも琴の下樋に妻や隠れる
訓み こととればなげきさきたつけだしくもことのしたびにつまやこもれる
現代語訳 琴を手にとると、まずためいきが出る。もしかして、琴の胴の中に妻が隠れているのだろうか。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】大和
【故地名読み】やまと
【故地説明】(倭・日本)大和朝廷の勢力のおよんだ範囲をあらわす語で、奈良県天理市大和(大和神社がある)あたりの地方名から起こり、大和中央平原部、奈良県全体、近畿一帯から日本全国の総名へと発展したという。集中の歌は大和中央平原部・大和国(奈良県全体)・日本国の総名など種々に用いている。