歌詳細

足柄の箱根飛び越え行く鶴のともしき見れば大和し思ほゆ

項目 内容
番号 7-1175
漢字本文 足柄乃筥根飛超行鶴乃乏見者日本之所念
読み下し文 足柄の箱根飛び越え行く鶴のともしき見れば大和し思ほゆ
訓み あしがらのはこねとびこえゆくたづのともしきみればやまとしおもほゆ
現代語訳 足柄の箱根を飛び越えて行く鶴の羨(うらや)ましい様子を見ていると大和が思われることよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】足柄
【故地名読み】あしがら
【現在地名】神奈川県
【故地説明】神奈川県足柄上・下両郡の地。アシガリともいった。
【故地名】箱根
【故地名読み】はこね
【現在地名】神奈川県足柄下郡箱根町
【故地説明】神奈川県足柄下郡箱根町の箱根山。
【故地名】大和
【故地名読み】やまと
【故地説明】(倭・日本)大和朝廷の勢力のおよんだ範囲をあらわす語で、奈良県天理市大和(大和神社がある)あたりの地方名から起こり、大和中央平原部、奈良県全体、近畿一帯から日本全国の総名へと発展したという。集中の歌は大和中央平原部・大和国(奈良県全体)・日本国の総名など種々に用いている。
【地名】足柄の箱根:大和
【現在地名】神奈川県旧足柄上郡・足柄下郡の地